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ロングキックの種類

どうも、njです。

 

前回の続きで【ロングキック】のお話しです。

 

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ロングキックが飛ぶようになったら、次は色々な種類のキックが蹴れるようになりたいですよね?

 

この記事では、キックの種類や蹴り方、蹴りわけについて紹介していきます。

 

主なロングキックの種類

 

主にロングキックの種類は3つあります。

 

  1. 相手ディフェンスの裏に落とすボール
  2. サイドチェンジなどに使うボール
  3. 低い弾道のボール

 

こちらが主な種類です。

 

それぞれ蹴り方も違いますし、使う用途も違います。

全てに意味があり、使い所を間違えばただの自己満になってしまいます。

 

ここから、それぞれ詳しく説明していきます。

 

相手ディフェンスの裏に落とすボール

 

これはどんなボールかというと、簡単にいうと山なりのボールです。

 

なぜ裏に落とすボールが山なりがいいかといいますと、ボールの落ちる角度をイメージしてください。

 

例えば、バレーボールのネットがあり、そのネットから5m離れた位置にいる人に向かってボールを投げるとします。

 

1人はネットの下を通して投げました。

もう1人はネットの上を越して投げました。

 

どっちの方がボールは転がっていきますか?

 

もちろん上を越して投げたほうですよね?

 

相手の裏を越してもそのままゴールラインを割ってしまっては意味がありません。

 

なので、ディフェンスラインの裏に蹴るというよりボールを落とすというイメージです。

 

山なりのボールの蹴り方

 

ポイントはバックスピンをかけることです。

 

そのためには、インフロント気味に足を寝かせて、ボールの底を切るようにキックする。

 

この切るということが大切で、下の画像のように振り抜くというより切るというイメージでキックしてください。

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ちなみに、さらにボールに高さを出したい時は、さっきと同じようにボールの底を蹴るのですが、

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さっきよりは足を寝かさずにインパクトの瞬間に足首を90度に曲げる感じで、切るというよりひざ下を振り抜くイメージです。

 

これは高さはさっきよりでますが、飛距離はそれほどでないので、短い距離で裏に落とすときに有効です。

 

サイドチェンジなどに使うボールの蹴り方

 

さっきの山なりと違いストレート系のボールになります。

 

サイドチェンジなどで山なりのボールを蹴ると相手に寄せられる時間を与えてしまうので、ストレート系のスピードがあるキックがおススメです。

 

このキックのポイントは、シュートを打つときと同じようなイメージです。

 

軸足はボールより少し後ろ気味にします。

そしてボールの下を蹴る感じで、膝下を素早く振るようにします。

 

そうすることで、ボールの軌道は上に上がり、ストレート系の弾道になります。

 

低い弾道のボールの蹴り方

 

さっきのストレート系のボールと同じイメージなんですが、少し違うのがボールの弾道が低いということです。

 

これは中距離のときに有効なキックになります。ディフェンスラインやボランチからFWへのパスコースが空いているときに、少しでも早いパスを通したいときなどに使えます。

 

蹴り方のポイントは、山なりのボールを蹴るときと同じ要領です。

 

少し違うところは、ボールの底を切るのではなく、ボールの中心あたりを切るように蹴ります。

 

そして、軸足はボールより少し前気味に置くことです。

 

この軸足を置く位置ですが、さっきも出てきたと思いますが、ここで少し詳しく説明しておきます。

 

軸足を後ろに置けばボールを蹴るときに自然と体が起きるのでボールの軌道は高くなります。

 

軸足を前に置けば体がボールにかぶさるようになるので、ボールの軌道は低くなります。

 

このあたりのことはまた機会があれば、もっと詳しく書きたいと思います。

 

まとめ

ロングキックには種類があり、蹴り方も使い方も様々です。

 

試合の状況に応じて、その時、その場面に合ったキックを選択しなければなりません。

 

山なりなら相手ディフェンスの裏に。

ストレート系ならサイドチェンジ。

低い弾道なら中距離でパスコースが空いているとき。

 

あなたの選択肢を増やすためにも蹴れるようにしていて損はありません。

 

明日からこのことを意識して取り組んでみてください!