ボランチからセンターバックへ転向 でも大丈夫!ボランチの経験活きまくり!
どうも、njです。
以前、
ボランチの選手って中学から高校とか、高校から大学とレベルが上がるタイミングでセンターバックやらされがち。
— サッカーの伸び悩み解決 (@nj37218563) 2019年7月16日
けど、これって全然悪い事じゃないんですよ!
ボールが持てるセンターバックって重宝されますからね!
この辺の詳しい事はまた今度書きたいと思います。#サッカー #育成 #上達
こういう経験する人って結構いてると思うんですよね。
ポジションを1つ下げられる理由としては、
- 攻撃センスに限界がある。
- 攻撃よりディフェンス力に長けている。
これを見て「自分はセンスないんかー」、「ディフェンスなんか苦手やし、やったことないからわからん!」と、思いたくなる気持ちもわかります。
でも大丈夫!ボランチができる選手はセンターバックもできます!
それがあなたの生きる道!になるかもしれませんよー。
最初はやっぱり不安やしドキドキしますよね?
でも大丈夫!心配せんでもやれるから安心して!
ボランチの経験、ムチャクチャ活きるから!
どういったところが活きるのか
- ボランチが受けた時に気の利いたポジションが取れる。
サイドバックや、もう1人のセンターバックからボランチにパスが出たときに、全部が全部前を向ける訳じゃないですよね?
そんな時、センターバックがいい位置で後ろのサポートをしてあげるとボランチの選手ってムチャクチャ助かるんですよ。
ボランチをやってた選手なら尚更わかると思うので、すぐにそのポジションがわかると思います。
もうボランチにボールが渡るなって思ったら、あらかじめボールを呼び込んどいて、ボランチから落としてもらったボールをダイレクトでFWにあてたり、サイドに散らしたり、攻撃の起点になれます。
そこで、単純に出すのではなく、相手を見ながら、縦のコースを閉じてきたらサイドに、サイドを閉じてきたら縦に入れるって感じで工夫して出すとさらに通りやすくなるんで、意識してやってみてください。
次に、
- 相手のプレッシャーに強い
ボランチは全方向からプレッシャーを受けるのに対して、センターバックは基本、前からのプレッシャーしかないです。
ボランチをやってた人からすればだいぶ楽なはずです。
最近は後ろからボールを繋ぐチームが増えたので、ボールが持てるセンターバックはかなり重宝されます。
ボールが持てるということは、難しいボールの処理や味方が困った時に安心して預けられる、バタつく事なくセンターバックで落ち着かせることができる。←これ、味方にいると心強いですよねー。
ロングボールを多用するチームであっても、しっかり止めて蹴れるセンターバックっていいですよね!
センターバックから一気に逆サイドに展開、FWにくさびのパス、色々出来ると攻撃の幅も広がります。
【ちなみにセンターバックから攻撃のスイッチを入れる縦パスやサイドに展開する方法は詳しく書くと長くなるので、また別の機会に書きます。】
ここまで、攻撃面に関することばかり書いてきましたが、ここからは守備面に関することを書いていきます。
「1対1のディフェンス自信ないなぁ」「ラインコントロールとかわからんしー」などなど、色んな不安要素はあると思います。
けど大丈夫!理由は、
センターバックってそんなに1対1になることないから!
センターバックって1対1になること少ないんですよね。
基本的には、相手の縦パスに対してインターセプトを狙うか、無理なら振り向かせない、振り向かれたら並走して自由を与えない(コースを限定する)、もしくは味方のカバーリング。
サイドバックみたいに対面で1対1になることって意外と少ないんです。
もし1対1になることがあれば以前書いた、【1対1で負けないディフェンス】を読んでみてください!
1対1で負けないディフェンス - サッカーが上手くなりたい方々へ送るnjブログ
ボランチの時もインターセプトを狙うことありますし、受けられたら振り向かせないディフェンスしますし、コースを限定しながらディフェンスする事もありますし、ボランチもセンターバックも意外と似たようなことしてるんですよ。
ただ、ボランチとセンターバックの決定的な違いは運動量です。
センターバックがボランチみたいに動き回るとラインがぐちゃぐちゃになります。なので、センターバックはどれだけ楽するかです!どれだけ周りを動かして自分のところで楽に取れるか、自分のところにくる前に取れるかを、考えてやることが大事です。
次にラインコントロールですが、
- 相手が後ろを向けばラインをあげるし、前を向けばすぐにラインを下げれる態勢をとっていれば大丈夫!
ラインコントロールはオフサイドをとるためにやるんじゃなくて、前向きでボールを弾き返すためにあります。
そのことを頭にいれておけば、変にラインコントロールしようとすることもなく、難しく考えることもなくできるはずです。
相手が後ろを向きや、プレッシャーが掛かっている状態ならロングボールや裏へのスルーパスを蹴られる事もないので、思い切ってラインをあげましょう!1歩でもいいからラインをあげましょう!
逆に相手がフリーで前向き、プレッシャーがあまり掛かっていない状態なら裏へ蹴られる可能性があるので、ラインをさげましょう!
相手の状況に合わしてラインコントロールをし、FWと駆け引きをすることで、自由を奪います。
そして、ラインコントロールによってオフサイドを狙うのではなく自分が前向きの状態で対応できます。裏を越されて後ろから追われる状態で処理するのってムッチャめんどいですしすね。
ラインコントロールについても詳しく書くと長くなるので、またの機会に!
まとめると
- ボランチの選手や中盤の選手が苦しい時に気の利いたポジションがとれる。
- ビルドアップの時に相手からのプレッシャーに強い。
- 1対1に自信がなくても、センターバックが1対1になる機会はそんなに多くない。
- ラインコントロールは相手が後ろを向けばラインをあげるし、前を向けばすぐにラインを下げれる態勢をとっておく。これを意識すれば大丈夫!
なんか出来そうな気がしてきたでしょ?
ポジションを変えられて、ネガティブに捉える気持ちもわかりますが、それを言って何か変わる訳でもありません。
そんな無駄な時間を過ごすぐらいなら、ポジティブに捉えて前向きに取り組み、他の人より優位に立ちましょう!
努力したことで、必ず結果は伴わないかもしれませんが、その過程で得るものはとてつもなくデカイです!
是非是非、前向きに取り組んでみてください!